岡野雅行の野人伝説がスゴすぎる! 裸でダッシュ!バッシュで100m10秒!

スポーツ

こんにちは!レモネードアイスクリームです。
サッカーワールドカップの開幕が近づいてきましたね。

11月6日放送の「ジャンクSPORTS」に、元日本代表のストライカー岡野雅行さんが出演しました。
岡野さんは1998年、日本が初めてワールドカップに出場したフランス大会に、日本代表として参戦しました。

「野人」のニックネームを持つ岡野雅行は、代表チームで様々な伝説を残していました。
どんな伝説を残したのか気になったので、そんな岡野雅行の『野人伝説』について調べてみました。

1.裸で廊下をダッシュ!

中東の国に遠征に行った時のことです。
現地の政治情勢により、ホテルの廊下に銃を持った軍人が立っていました。

岡野さんはなぜか「負けたくない」と思い、何と裸で廊下をダッシュしました。
そんな姿に、思わず軍人も笑っていたそうです。

ホテルに銃を持った軍人が立つという緊迫した空気の中、宿泊客が裸でダッシュするという謎な行動を見て、軍人さんも気持ちが和らいだのではないでしょうか(笑)
日本なら間違いなく捕まってしまうのでは・・・(汗)

2.バスケットシューズで100m10秒7

雅行は高校卒業後、日本体育大学の体育学科に入学します。
大学時代も野人伝説を作りました。

体育の授業で100m走の記録を計っている時に、陸上部の人に「一緒に走って」と言われました。
陸上スパイクを持っていなかったのでバスケットシューズで走り、記録は100m10秒7!!

何とスパイクで走った陸上部に勝ってしまいました。

当時他の大学の学生だった武井壮も、グラウンドを借りて練習に来ていたため、偶然その姿を見たそうです。
100m10秒7という記録も超人的ですが、スパイクではなくバスケットシューズで成し得たというのがまさに野人伝説ですね。

また走るフォームはサッカー仕様に工夫したそうです。
彼は腕を大きく振り回すようにして走っていました。

「きれいに走ればもっと速い」とアドバイスされましたが、『腕を相手に引っ掛けることで前進している』ためだったと答えました。

まさかの相手を利用したオリジナル走法。
腕を大きく振り回しながら走る姿を想像すると、なるほど野人っぽいかもしれませんね(笑)

3.犬にスピードで勝った

犬にスピードで勝ったってホントなのでしょうか?
柴犬のような犬に噛まれそうになった事があり、追いかけられて逃げ切りました。

犬って走るのがすごく速いんです。
小型犬で時速20kmほど、柴犬のような中型犬で時速30km、人間の走る速度は(個人差はありますが)時速16kmと言われています。

犬の走る速度から逃げ切る足の速さは、人類を超えています!!最後は金網に飛びついて助かったようです。

まるで映画のワンシーンのようですね。

4.ヤンキー校でサッカー部創設

勉強は得意ではなかったという岡野さんは、中学卒業後、立正大学淞南高等学校(旧:松江日本大学高等学校)に進学しました。

今では多くのプロサッカー選手を輩出する島根県の強豪校ですが、当時はサッカー部がありませんでした。
どうしてもサッカーをやりたくて、自分と先輩の2人で部員を集めたそうです。

入学した高校は、不良やヤンキーを更生させる学校でした。
未経験者ばかりの部員の中で、サッカー経験者の岡野さんと父でサッカーを教えていました。

ボールは蹴られないけど、人は蹴られるヤンキー部員ばかり。
喧嘩はしょっちゅう起こり、練習や試合にならなかったようです。

とうとう岡野さんが「こんなのサッカーじゃない!」と泣いて辞めようとしたことで、部員が心を入れ替えて練習するようになりました。

岡野さんが考えた練習メニューには、
「崖の淵でドリブル練習」 というものがありました。
崖の淵でドリブル練習をして、ボールが落ちると崖の下に取りに行き、崖を上がってくるというハードな練習内容でした。

ケンカが強くて身体能力が高い部員だったため、だんだんと実力を付けていきます。
その成果があり、何と翌年の新人戦でベスト4になったそうです。

ヤンキー校でサッカー部を立ち上げ、崖の淵という場所での練習メニューを考案し、強いチームへと導きました。
考え方も野人的ですね。

5.まとめ

岡野雅行の野人伝説をまとめると、

・中東のホテルで軍人に「負けたくたい」と裸で廊下を走る

・日体大在学中に、バスケットシューズを履いて100mを10秒7で走り、スパイクを履いた陸上部に勝つ

・犬から逃げ切るほどの足の速さ

・ヤンキー校でサッカー部を立ち上げ、新人戦でベスト4まで強くした(練習メニューは崖の淵でドリブル練習)

岡野雅行の数々の野人伝説、いかがでしたでしょうか?
信じられないような超人的な身体能力と、ユニークな発想の持ち主だという事がわかりますよね。
 
岡野雅行は2014年に現役を引退してから現在も、ガイナーレ鳥取のGM  に就任しています。
(GMとは、ジェネラルマネージャーの略で、チームの上層部に属し、経営や企業戦略について決定権を持つ役職です。)
 
岡野雅行は、初のワールドカップ出場を果たした日本代表のレジェンドです。
引き続き、今後のサッカー界を育てて盛り上げてくれることでしょう。
 

岡野雅行 / Masayuki OKANO

生年月日
1972.7.25(46歳)
出身地
神奈川県
経歴
  • 立正大学淞南高校(旧:松江日本大学高校)
  • 日本大学
  • 浦和レッズ(1994年~2001年8月)
  • ヴィッセル神戸(2001年9月~2003年)
  • 浦和レッズ(2004年~2008年)
  • TSWペガサス(香港)(2009年2月~6月)
  • ガイナーレ鳥取(2009年8月~2013年)
日本代表歴
1995年~1999年 25試合2得点

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