WBC侍ジャパン、優勝おめでとうございます!
日本の野球の歴史的な瞬間に誰もが息を呑み、そして感動したのではないでしょうか。
ところで日本チームのベンチの中で、選手と混じっている黒いマスクのあの人が気になりませんか?
メジャーではいつも大谷翔平選手の隣で写り込んでいる、お馴染みのあの方です。
そう、日本語通訳の水原一平さんです!
彼は大谷翔平選手の専属通訳でありながら、WBC侍ジャパンとしても通訳で活躍しているのです。
そんな水原さんが凄すぎる!と人気急上昇なのです。
今回は水原さんがどんな人なのか、通訳やサポート、大谷翔平選手との出会いやエピソードについて紹介していきたいと思います。
水原一平はどんな人なの?
先ほども述べたとおり、メジャーリーグのエンゼルスでは大谷翔平の専属通訳をしていて、WBC日本チームの通訳としても活躍されていました。
① 水原一平の経歴
1984年12月31日 38歳
北海道苫小牧市出身
6歳の時に父親の仕事の関係で、アメリカに移住し、高校時代まではサッカーやバスケットボールをしていました。
通訳を目指したきっかけは、大学時代に野茂英雄のメジャーでの活躍を知り、メジャーリーグに興味を持つようになったといいます。
2010年より当時レッドソックスに所属していた岡島秀樹の専属通訳となりました。
2012年からは日本へ帰国し、北海道日本ハムファイターズの球団通訳となり、チームに所属する外国人選手の通訳や生活のサポートを務めていました。
② 献身的なサポートをする
水原通訳のすごいところは、「連絡があったらすぐ駆けつける」と約束し、通訳としてだけでなく、選手の家族にまで配慮を行なうなど親身になって選手と接していました。
外国人選手が慣れない異国の地での生活を、水原通訳は選手の家族にまで配慮を行うなんて、通訳の域を超えたマネージャー的存在ですね!
「連絡があったらすぐ駆けつける」と約束するなんてプライベートだってあるでしょうし、なかなか実行できるものではありませんよね。
水原通訳の献身的なサポートが、選手との厚い信頼関係を築くのだと思います。
③ 取材に協力的で丁寧である
日々選手の取材に明け暮れている記者に対しても、真摯な姿を見せていたそうです。
取材にはかなり協力的なのだとか。
仕事ぶりはとても丁寧で嫌な顔一つせず取材に協力してくれるため、記者たちからの評判もいいそうです。
大谷翔平の専属通訳となったきっかけ
2人は『同期入団』でした。
「もし僕がアメリカへ行くことになったら、一緒に来て下さいね」
と冗談っぽく言っていました。
「翔平のプレーってみるだけで見るだけでワクワクする。二度と現れないだろうという特別な選手だし、性格もあの通りすごくいい子。そういう仕事があるなら、メチャクチャやりたい」
と思っていたようです。
大谷翔平へのサポートエピソード
大谷選手にはそうあってほしくないと考えていたようです。
そしてそれを大谷選手に伝えると、ダウンロードして一緒に楽しんだそうです。
ちなみにいまだに大谷選手も水原通訳もそのゲームで遊んでいるそうです(笑)
元気もなく笑顔も少なかった。
そして飲み干した空のペットボトルを強めにゴミ箱に捨てたり、iPadを荒目に置いたりと、やり場のない苛立ちを隠せていませんでした。
その時大谷選手を守るかのように、とっさに水原通訳が大谷選手の前に立ちはだかったのです。
幸い前列に座っていたコーチがボールをキャッチし、負傷者は出ませんでした。
それからは何かが吹っ切れたように大谷選手はチームメイトと話をするようになり、険しい表情はなくなりました。
大谷選手もマリナーズとの大乱闘に初参戦することになりましたが、その後ろで大谷選手を守っている水原通訳の姿がありました。
スーパースターにもしものことがあってはいけないと、 そういう場面でも大谷選手を後方からガードしています。
身体を張ったサポートは、ネットでは「史上最高のボディガード!」「英雄的!」と水原通訳を称える声が多く寄せられています。
「一番支えてくれた人は?」「一番感謝している人は?」との質問に、大谷選手は監督でもなくチームメイトでもなく「一平さんです。」と答えていました。
メジャーという夢を叶えるために、二人三脚で多くの時間を共有している大谷選手と水原通訳の絆は、誰よりも強いですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
水原一平通訳がどんな人なのか、大谷選手専属通訳のきっかけやサポートエピソードについて触れてきました。
水原一平通訳はどんな人なのか
- 外国人選手やその家族にまで通訳の域を超えた献身的なサポートで、選手との信頼関係が厚い
- 仕事に対しても取材に対しても、嫌な顔せず丁寧である
大谷選手の専属通訳となったきっかけは
- 日本ハム同期入団である
- 大谷選手からも絶大な信頼を得ていて心強い存在であり、直接指名を受けていた
①公私共に大谷選手をサポートし、チームに溶け込めるような配慮もする
②時にはそっと寄り添ったり、体を張ってボディガードをすることもある
③大谷選手にとっては自分を支えてくれる存在であり、とても感謝している
そして2021年、なんと水原通訳はエンゼルスのMVI(最優秀通訳)に選ばれました。
「私が野球界でこのポジションにいることをいつも幸せだと感じています」
「この仕事の一番の醍醐味は、彼のなすことを最も近くで見られるということです」
と、大谷選手の専属通訳の仕事にやりがいを感じているそうです。
そしてとうとう世界一までもを、大谷選手と一緒に勝ち取ることができましたね!
WBCではヌートバー選手の通訳として、試合の審判と栗山監督の通訳として取材の通訳にと、そして練習相手までとても忙しく大事な活躍をしていました。
日本ハム時代から皆に信頼されていて、メジャーの情報を持ち合わせている水原さんだからこそ、WBCの通訳として栗山監督からのオファーがあったのでしょう。
もちろん主力選手となる大谷選手にとっても、水原通訳の同行は何よりも心強い存在となっていたはずです。
表舞台で活躍する選手の皆さんも素敵ですが、私は陰の立役者という人たちの存在が好きです。
水原通訳の「31人目の侍」としてのご活躍、本当にお疲れさまでした!
Best Friends🤞🎌 can you guess i get more girls than Shohei-san? He is to nervous. I have more of a killer extinct😋😈 pic.twitter.com/S4MrIrf9Ue
— 水原一平🇯🇵⚾️ (@IppeiMizuhara17) July 21, 2021
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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